前回は、時間を区切ることで”やる気”の扱い方が変わってきた話を書きました。
今回は、その延長で気づいたことです。
時間の使い方が変わると、言葉まで変わってきた——
そんな話です。
最近、我が家ではある現象が起きています。
とにかく、話しかけられます。
「ねえねえ知ってる?」
「お父さん、これ分かる?」
「クリーパーってさ――」
止まりません。
マイクラを始めてから、圧倒的に言葉が増えました。
専門用語が増えた、という意味ではありません。
“説明しようとする量”が増えました。
自動〇〇装置のプレゼン大会
次男は特にそうです。
「自動お肉製造マシーンできたよ!」
「これ、コマンドでやると一瞬なんだよ!」
「経験値トラップって知ってる?」
こちらは正直、半分も分かっていません。
でも、彼は止まりません。
仕組みを説明しようとする。
どうすごいのかを伝えようとする。
なぜ効率がいいのかを語ろうとする。
それはもう、小さなプレゼン大会です。
図鑑とマイクラがつながった日
ある日、進研ゼミの付録のポスターを見ながら言いました。
「ハイイロオオカミってアメリカにいるんだね〜」
「日本にはオオカミさんはいないの?」
「マイクラだとスポーンエッグでいくらでも増やせるのにね」
また別の日。
小学館の図鑑『地球』をめくりながら、
「ねえねえ、知ってた?地球の内側は鉄なんだよ〜」
「これがラピスラズリか〜」
この図鑑は、本屋さんで表紙の帯に書かれていたドラえもんのDVDに惹かれて買ったものです。
世界が少しずつ、つながっています。
ゲームと現実が、ちゃんと線で結ばれている。
ただ遊んでいるだけ、ではなさそうです。
YouTubeから検索へ
驚いたこともありました。
Googleの検索履歴に
「マイクラ クリーパートラップ java」
と残っていたんです。
どうやって覚えたのか分かりません。
単語を並べる検索の仕方。私や妻が教えたわけではない。
動画を見て、分からない言葉が出てきて、自分で調べた。
その流れが自然にできていました。
もちろん、子どもが自由に検索できる環境には注意も必要です。
フィルタリングなど、親として対策を考えなければとは思っています。
でも、小1でGoogle検索が自然にできるようになっていたことに、
純粋に驚きを感じています。
言葉は、興味の副産物
私はこう思います。
言葉を増やそうとしても、なかなか増えません。
でも、好きなものを語ろうとすると、勝手に増えます。
語彙も、説明力も、たぶんその副産物です。
これは能力なのか?
正直、分かりません。
これが将来の何につながるのか。本当に伸びているのか。
でも、ひとつだけ確かなのは、
彼らは今、自分の興味を“言葉にしよう”としています。
それは、悪い兆候ではない気がしています。
次回予告
では、言葉の次に育っているものは何でしょう。
原木から作業台へ。石のツルハシへ。
マイクラには、順番があります。
でも最近気になっているのは、子どもたちは
その順番を「守っている」だけではなさそうだ、ということです。
どうやら、自分で組み立てている。
次回は、そのあたりをもう少しだけのぞいてみたいと思います。
この記事を書いた人
ぴくふぃろ|40代・3児の父
- 国立大学大学院修了(理系)
- 大学入試過去問集(赤い本)の編集経験あり(5年間)
- 趣味はランニング(サブスリーランナー)
塾なし・公立校育ち。「考える力」の本質を、マイクラを通じて親子で探求中。
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