前回の記事で、こんな問いを立てました。
勉強では続かない集中が、なぜゲームでは続くのか。
今回は、その入り口として、我が家で実際に起きていることを書いてみたいと思います。
我が家の兄弟は、二人ともマイクラになると時間を忘れます。
特に次男は、気づけば別の星にいるんじゃないかというくらい、深くゲームの世界に入り込みます。長男も同じです。普段は宿題が30分で息切れするのに、マイクラのスクリーンの前では別人のような集中を見せる。
今回は、そんな長男の話を書かせてください。
ちなみに、このブログでは以前に15分交代制のルールを紹介しました。それと「何時間も集中」というのは矛盾して聞こえるかもしれません。
長時間プレイが実現するのは、いくつかの条件が重なったときです。
- 宿題やピアノなど、やるべきことをしっかり終えている
- 交代する相手が別のことをしていたり、出かけている
- 親も家事や仕事など、それぞれのことをやっている
そういう日に限って、気づくと長い時間が経っています。
鉄道を作る
ある日、長男が言いました。
「ここ、駅にする」
見ると、マイクラの山のふもとでした。まだ何もありません。
レールもない。駅もない。
ただ、「ここに駅」という予定だけがある。
それから少しずつ、
- 地形を整えて
- ホームを作って
- レールを伸ばしていく
本当に少しずつ。でも、確実に進んでいます。
いつの間にか増えている
気づいたころには、マイクラの世界にかなり長い線路が敷かれ、遠くまで伸びていました。
聞いてみると、どうやら路線は一つではないらしい。
「4つあるよ」
と言います。駅の数もけっこう多い。
正直なところ、全部はまだ把握できていません。
でも一つだけ分かることがあります。
これは、その場の思いつきだけで作れる量ではありません。
集中の理由
少し手を止めて子どもの様子を見ていると、なんとなく分かってきます。
子どもは「作業」をしているわけではありません。
たぶん、「作ろうとしている」んです。
駅を作る。線路を伸ばす。次はどこまで行くか考える。その続きをまた作る。
完成していないものが、ずっと頭の中にある。
だから続きが気になる。だから、ずっとやり続ける。
親として思うこと
ゲームの時間については、いろいろな意見があると思います。もちろん、やりすぎは良くない。
でも横で見ていると、少し考えさせられます。
子どもはただ遊んでいるだけなのか。それとも、何かを作ろうとしているのか。
まだよく分かりません。
ただ、マイクラの中で子どもが長い時間集中している理由は、もしかするとこのあたりにあるのかもしれません。
次回予告
そして、そんなマイクラに没頭している子どもを見ていると、もう一つ気づくことがあります。
子どもは、ただブロックを置いているわけではありません。
次は何を作るか。どうやって作るか。どこに置くか。
ずっと考えながら遊んでいます。
どうしてゲームは、こんな「考える遊び」になるのでしょう。
次回は、マイクラの中で起きているその小さな思考について、もう少しだけ見てみたいと思います。
この記事を書いた人
ぴくふぃろ|40代・3児の父
- 国立大学大学院修了(理系)
- 大学入試過去問集(赤い本)の編集経験あり(5年間)
- 趣味はランニング(サブスリーランナー)
塾なし・公立校育ち。「考える力」の本質を、マイクラを通じて親子で探求中。
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