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子どもはいつ「世界」を作り始めるのか

前回の記事では、
マイクラが「考える遊び」になっている理由
について書きました。

子どもは遊びながら、
次に何を作るか、
どうすれば作れるか、
どこに置けばいいか、
そんなことを考え続けています。

そして見ていると、
面白い変化に気づきます。

子どもが作っているものの大きさが、
少しずつ変わっていくことです。


目次

最初は一つの家

マイクラを始めたばかりのころ、
子どもがまず作るのはだいたい「家」です。
(我が家ではコンビニと称する建物でした)

夜になるとモンスターが出てくるので、
まずは身を守る場所が必要になります。

小さな木の家だったり、
山の中を掘った洞穴だったり。

とにかく一つ、拠点のような場所を作ります。


その周りに何かが増えていく

でもしばらくすると、
その家の周りに少しずつ別のものができていきます。

畑を作ったり、
動物を囲う場所を作ったり、
近くの村まで道を作ったり。

最初は一つの建物だったものが、少しずつ広がっていく。

見ていると、いつの間にか「場所」になっています。


長男の場合

我が家の長男も、最初は建物を作っていました。
スーパーマーケット、ホテル、といった
自分が行ったことのある建物です。

でもある日、「ここに、駅をつくる」と言いました。
そこから少しずつ、線路が伸びていきます。

最初見たときは、
黄色ブロックをうまく使ってホームを作っていたりして
なかなか上手だな、というくらいの感想でした。

でも1週間ほど経ってから見てみると、
線路がずいぶん遠くまで伸びている。

さらに時間が経つと、別の方向にも線路ができている。

気づいたころには、とてもたくさんの駅ができていました。


つながり始める世界

面白いのは、それぞれの場所が
少しずつ、つながっていくことです。

村と村の間に線路ができたり、
遠くのバイオームに駅ができたり。

トンネルを掘ったり、橋をかけたり。
海底にも駅ができていました。

そうやって場所と場所が結ばれていく。
最初は点だったものが、
少しずつ線になり、
やがて一つの世界になっていく。


頭の中の地図

長男に聞くと、
「こっちは雪山のところ」
「これは桜、これは白樺」
「この先に村がある」
と、いろいろ説明してくれます。

どうやら頭の中には、
すでに一つの地図のようなものがあるようです。

その地図を頼りに、少しずつ世界を広げている。
そんなふうに見えます。


見えてくるもの

子どもはただ建物を作っているわけではないようです。

家を作り、線路を作り、場所と場所をつなげていく。
そうしているうちに、いつの間にか一つの世界ができていく。

もしかすると、子どもは遊びながら、
自分の世界を設計しているのかもしれません。


次回予告

そして、もう一つ不思議なことがあります。

次男は一つの建物(拠点)の周りに
いろいろなもの(畑や、動物を囲う場所)を
作るにとどまっていましたが、

長男のマイクラの世界では、
なぜか「道(鉄道)」が作られていきました。
橋、線路。場所と場所をつなぐものです。

どうして、こういうものを作りたくなるのでしょう。

次回は、マイクラの中で長男が作っていた
「道」について、少し考えてみたいと思います。


この記事を書いた人

ぴくふぃろ|40代・3児の父

  • 国立大学大学院修了(理系)
  • 大学入試過去問集(赤い本)の編集経験あり(5年間)
  • 趣味はランニング(サブスリーランナー)

塾なし・公立校育ち。「考える力」の本質を、マイクラを通じて親子で探求中。

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